まとめはこちらから。
初めに
本日は、AI関連のニュースで注目されているMCPサーバー(Model Context Protocol サーバー)について解説します。
皆さんはChatGPTのようなAIツールを利用されていますか?
日常の気になりごとを調べるために使ったり、業務の効率化のために使ったり、様々な作業をAIツールにお願いしている人がいると思います。
そんな中で、、、
「エクセルデータからデータ引っ張ってこれないの?」
「Googleカレンダーからデータ引っ張ってこれないの?」
のような疑問を感じた人は多いのではないでしょうか。
今日の業務を整理したい!今日やらなきゃいけないことをリスト化して!と送ったら、タスク管理ツールやSNSなどからデータを取得して、優先度付けまでして返してくれる。そんなツールがもうそこまで来ているかもしれません。
今回解説するMCPサーバーは、そんなツールを作るために重要な役割を担います。ぜひ参考にしてみてください。
MCPサーバーとは
本題です!一言で説明すると、、、
MCPサーバーとは、 AIツールが外部データを参照できるようにする橋 です。
イメージとしては、以下のような感じです。

ChatGPTなどのAIツールは、外部サービスの認証情報を持っていないため、直接データを参照することができません。しかし、MCPサーバーという橋を介することで、AIツールが外部データの参照することを実現させます。
情報漏洩にはご注意を…!
とても便利なものの反面、とても危険なものでもあります。
AIツールが外部サービスのデータを参照するには、 外部サービスの認証情報 が必要になります。
ここで気をつけたいのが、 “信頼できるMCPサーバー” なのかどうかです。
MCPサーバーは誰でも作成、公開ができます。悪意を持った人のMCPサーバーを利用すると最悪の場合、情報漏洩につながるかもしれません。
公式が出しているMCPサーバーを利用する のが無難でしょう。
まとめ
- MCPサーバーとは、Model Context Protocol サーバーの略
- 役割は、AIツールが外部データを参照できるようにする橋渡し
- MCPサーバーは誰でも作れるため、公式が出しているMCPサーバーを利用するのが無難
最後に
個人的に気になっているのが、Googleアナリティクスと繋ぎ込めるMCPサーバーです。
公式から出ているので、どっかのタイミングで試してみたいと思います。