生成AIチャレンジ:1日目 – 生成AIでオリジナルLINEスタンプを作ってみよう!

生成AIチャレンジ1日目は、画像生成AIを使って オリジナルLINEスタンプ を作ってみます!

最近の画像生成モデルは本当に進化していて、プロのようなイラストも数分で作れてしまう時代になりました。
今回は GeminiChatGPT を組み合わせて、スタンプ制作に挑戦します。

「デザインセンスないし…」「自分で描くのはちょっと…」という方でも、生成AIなら気軽に始められます。
この記事では、実際にLINEスタンプができるまでの流れを紹介していきます。

今回使った生成AIツール

今回のスタンプ制作では、下記の2つを使い分けました。

Gemini(Google)

ChatGPT(OpenAI)

Geminiの採用理由としては、高品質と噂の画像生成モデル「Nano Banana Pro」を試してみたかったため採用しています。

Geminiは無料プラン、ChatGPTは有料プランを利用しています。
無料プランでは生成回数に制限があるため、ベース画像はGemini、細かい調整はChatGPT という役割分担です。

LINEスタンプ制作の流れ

今回の制作フローは以下の4ステップです。

LINEスタンプの主なルール

LINEスタンプを作成・販売するには、LINE Creators Market での申請が必要です。
主なルールは次のとおりです。

今回はまず、画像生成で一気にアイデア出し & ベース画像作成をしていきます。

実際にLINEスタンプを作ってみた

1. GeminiでLINEスタンプを生成

まずはGeminiにLINEスタンプ用の画像を作ってもらいます。

Geminiには、

などを簡単に伝えるだけでOK。
すると、以下のような画像が返ってきました。

短めの指示だったのに、しっかりしたクオリティのイラストを作ってくれました。
しかも「背景を透過にしてほしい」とは言っていないのに、気を利かせてやってくれています。

おや…?後ろの背景が透過のマークだけど、透過マークな背景を作ってくれているようです…(笑)

こういう小ネタがAI画像生成の面白いところですね。

2. ChatGPTに調整してもらう

続いて、背景透過 をChatGPTにお願いしてみます。

ChatGPTでは、
「この画像の背景を透過にしてください」
と伝えるだけで、きれいに調整してくれました。

手作業でやると地味に面倒な作業を、AIが一瞬で仕上げてくれます。
これが本当に便利。

このように、自分が良いと思うまでChatGPTに修正の依頼を出し続けて完成を目指します。

完成したスタンプはこちら!

デザイン経験がなくても、ここまでのクオリティのスタンプが作れてしまいました。
これが生成AIのすごいところですね。

最後に

「自分にはデザインセンスがないから…」
「やっても大したもの作れないし…」

そんな気持ちで一歩踏み出せなかった人も多いのではないでしょうか。

でも、生成AIは
“できない” を “できるかも!” に変えてくれるツール です。

このチャレンジが、少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

次回、2日目は「生成AIで作曲」に挑戦します!
どんな音楽が生まれるのか、お楽しみに〜!